食と健康
『夏野菜や果物は体を冷やすから食べ過ぎに注意しましょう!』そんな話を聞いたことありませんか? どらねこは、マクロビトンデモ保育園に息子を通わせているので、そんなレベルじゃないお話を沢山聞き過ぎてう〜ん、ざりざり状態です。 さて、「秋なすは嫁…
今回は牛乳有害論のお話しです。 本家どらねこ日誌でも『牛乳は本当にモー毒か?』で検証をし、牛乳が骨粗鬆症のリスクになるという根拠とは謂えない論拠の不当性を指摘しました。 しかし、身の回りにはいまだ正しい話であると理解してしまっている方がいた…
■不足から過剰へ 2010年現在、日本に暮らしている人々の多くは、自分が必要とする栄養補給にはどのような食事をどの程度食べればよいのか教育等がなされており、望むのならば必要十分量の栄養素を確保できる状態にあるといえるのではないでしょうか。 栄養素…
以前、助産の専門誌に玄米菜食が肯定的に紹介されていた件を記事にしました。-助産の専門誌で堂々と玄米菜食が掲載されていました - どうやらこの特集、たまたま変な食事を採り上げてしまったのではなく、意図を持って似非食事療法を紹介しているような印象…
ヨーロッパやアメリカでは塩分を控える事に熱心みたい。確かに、塩分を減らす事で死亡率が改善される事がいろいろな研究で示唆されているから当然なのかも。 塩分と謂えば、日本人はしょっぱいモノを昔から食べてきた影響からか、未だに1日平均摂取量が10…
余談編はちょっと乱暴に行きます。丸々そのまま信用しないようにね。■やっぱスポーツの後はビールでしょ? いやぁ、気持ちよく体を動かした後はぷはぁ〜!と、イッパイやりたいねぇ。ゴルフのあとのビールは格別だよ。(ゴルフやった事無いけど) 風呂上がり…
後編では、水分摂取時に気をつけたいことを書いてみます。尚、この記事に書かれた内容は生理学、生化学の基礎を踏まえておりますが、どらねこ個人の見解を含む読みものとして受け取ってください。何らかの参考になれば嬉しいです。【脱水タイプ別の基本的対…
水自らがヒトにメッセージを送ることは無いが、水は人体にとって欠かすことの出来ない基本的な構成要素であることは間違いない。水分摂取が適切に行われないと、時には重篤な症状を引き起こしかねないし、最悪命を落とすことになる。 そんな大切な水だから、…
『ひまん増えてる?』これは、どらねこ日誌の過去エントリのタイトル。 『親の怠惰で児童が肥満 不規則な生活、手抜き食事…改善を』 msnサンケイニュースの「子どもの肥満がふえていますよ〜、生活の乱れが原因で、親の怠惰が原因なのですよ〜近頃の若いもん…
※妄想エントリ注意※貴方は覚えているだろうか、このアホなブログの初期に出てきたとあるイモを。あれから60年、『どらどら村』は『土良町』と呼ばれるようになり、決して豊ではないが、それなりの発展を遂げていた。しかし、この処の不況の影響は大きく、産…
妻と買い物に出かけて、地場産野菜コーナーを覗いていたら、こんなモノを見かけた。何が安全で安心なのかはよく分からないが、コレが売り文句として通用するのが現状だとすれば、今後どしどし広がっていくんじゃないか?なんて、ちょっと不安になった。(い…
「科学的な研究データはありませんが、これまでの経験から当院では野菜中心のお食事をすすめています」 助産師の専門雑誌である助産雑誌2010年1月号から開始された連載、助産院のごはん(1)*1の冒頭の文章だ。 魚を食べるなら、青魚よりも白身魚のほうが油…
ふぃっしゅさんから、医学書院刊行の助産雑誌1月号に玄米菜食が好意的に紹介されていると聞いたので、大学の図書館をのぞいたらを置いてあったのでちょこっと開いてみた。 冒頭に「科学的根拠はありませんが」のような事が書いてあって、ありゃりゃと思って…
前回のお話し(どら??じゃないほう)のつづき。どうやったら、一般の人に陰謀論的有害論のバカらしさを上手に伝えることが出来るのだろうか。頭の中に浮かんだ言葉や案の書き付け。「どのような物質も毒物と成り得るのだったら、どのような食べ物も毒物と…
このあと補足的な説明を行えば、大多数のヒトは「なるほどぅ、納得」して下さると思う。(質量を持たない電磁波も人体には毒として作用するよ、なんて突っ込みをして下さるお方がいるかも知れないが・・・。でも、質量だって閉空間のエネルギーを表す方法に…
川島隆太教授が脳の働きを活性化する朝ごはんの機能について調査(東北大学プレスリリース) http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2010/01/press20100112-01.html 【大学生400名・ビジネスマン500名を対象にした 朝ごはんに関する意識と実態調査を実施。朝ごは…
SCIENTIFIC REPORT OF EFSA Review of the potential health impact of β-casomorphins and related peptides 1 Report of the DATEX Working Group on β-casomorphins (Question N° EFSA-Q-2008-379) Issued on 29 January 2009WORKING GROUP MEMBERS Ivano…
NATROMの日記12月19日のエントリ『自然食品糖尿・菊芋の精 (エキス) 専門店 菊芋屋』のスパム を読みました。 キクイモエキスを飲んで血糖値が下がったとか、天然のインスリンの効果か?みたいなオイオイといった内容の利用者体験談を載せた業者の宣伝メ…
テレビや雑誌から発信される食と健康に関する情報を見てげんなりすることが多い。 特定の栄養素や食品に的を絞って、コレを食べると○○に効くみたいな短絡的な物が多いからだ。 後はたいがい、あの手この手の痩身法で新しく見るべき処はとても少ない。 ・・・…
(更新ネタが無かったのでボツっていたものを引っ張り出してきました。あまり役立ちません) おかしなダイエット〜ナットク?やれやれ大騒動編〜 ポニョ子「ついでに、ABOランチとか言って血液型別にメニューを分けたリ。几帳面なあなたにはちりめんじゃこが…