肥満はやっぱり減っていた



『ひまん増えてる?』これは、どらねこ日誌の過去エントリのタイトル。
『親の怠惰で児童が肥満 不規則な生活、手抜き食事…改善を』
msnサンケイニュースの「子どもの肥満がふえていますよ〜、生活の乱れが原因で、親の怠惰が原因なのですよ〜近頃の若いもんは・・・」そんな愛国心溢れる読者層を狙ったと思われる記事(憶測)に反論したモノ。

タイトルと記事の内容は全体で見ると全く正反対で、調査結果では平成14年をピークに、肥満とされる水準に達する児童の割合は一貫して減少傾向を示していた。


どらねこ日誌に載せた図表がコレ↓

※肥満度の式は・・・肥満度=(実測体重−身長別標準体重)/ 身長別標準体重 × 100(%)/平成18年からは基準が変更、?は18年を17年の基準に換算した場合の割合


昨年の12月に平成21年度の調査結果が速報されていたようで、どらねこは今日ソレに気がついた。




平成21年度の結果でも前年度につづき、肥満傾向にある子どもの割合は減少していた。この結果からはそれ以上の事は謂えないが、覚えておく必要のあるデータだろう。
まさか、不況の影響が・・・う〜ん、そうでないと良いけど。
誰かコレをつかって多変量解析みたいな事やってないかしら?大学紀要とかにありそうな気もするが・・・