たまねぎ

食生活と健康やキッチンサイエンス的な事を紹介する番組があるのは良いけど、糖尿病に高糖質なごはん食を薦めてたり、キュウリがビタミンCを壊す的な話があったりとその中身に疑問があったりする事はよくあります。ヒドイ時には牛乳有害論に加担している新谷弘実氏を登場させたりと、なんだかなーという状態だったりします。
先日、涙を流さずにたまねぎを切るみたいな方法が紹介されているのを見たのですが、冷凍庫で冷やすという処置が紹介されてました?氷温付近まで冷えていると酵素の至適温度から外れるため、玉葱細胞中の含硫アミンなどが酵素によって催涙性を持つチオプロパナールなどに酸化される量が少なくなるためでしょうね。
ただ、玉葱の構造と冷凍による冷え方を考えると、表面付近ばかりが過剰に冷却され、中心部付近の温度はそれほどじゃないような気もするのよね。まあ、ただの難癖のような気がしないでもないけど、表面が凍結した場合は細胞の破壊は起こりうるわけで、調理後のテクスチャーに影響を与えないかな?なんて、余計な心配をしてしまうようなめんどくさいネコなんですよね。
ところで、どらねこは常温の玉葱で特に工夫も無しで泣かずにみじん切りできる方法を知っているんですよ。
ソフトコンタクトレンズを着用しているヒトにみじん切りしてもらえば良いんです。レンズがプロテクターとなり、催涙成分をシャットアウトしてくれるからなんでしょうね。これも科学です!
くだらないって?うるせー。