今年最後のキノコ採り

11月の山はすっかり落ち葉に覆われていて、見上げると頂上付近は白くお化粧をしてました。
どらねこのキノコ採りはヌメヌメが美味しい例のあのキノコで終了です。
■出発
山に入る為には準備が大切になります。勿論、勝負下着を用意します。錬金術*1により魂を吹き込まれた、オリジナルどらねこアイコンTシャツを装備し準備万全*2です。

■到着
林道を車で登りきると、ちょうど日の出の時刻でした。でも、車から降りて2時間近く歩かないと目的のキノコさんに会うことは出来ません。軟弱などらねこは早くもため息ですが、歩き始めてすぐのこの風景に二回目のため息です。

前回来たときには綺麗に木が生い茂っておりました。崩れちゃったんですねぇ。
更に登っていくと、雪もちらほら目につくようになってきました。どうやら先客がいらっしゃったようです。

誰のあしあとでしょうか?どらねこはあまり詳しく無いのでよく分かりませんが、ウサギじゃないかと予想しておきます。
■最初の収穫
いつもは10月に採りに来るのですが、所用があってだいぶ遅くなりました。もしかしたら一個も採れないかも・・・。どん欲な腹黒ネコは手ぶらで帰る事は大嫌いなので、採れないことも考えて此奴を持ち帰る事にしました。

フキノトウです。この時期にもう来年の春の為に準備がされてぷっくりふくらんでおります。どらねこはざっくりと切り取り美味しそうなところを袋詰めにしました。目的地はもうすぐです。
■斜面をおりる
さて、目的地に到着したどらねこ。手袋をはめてリュックを締め直し、爆竹を打ち鳴らし崖くだり準備万端です。例のキノコは水分をたっぷり含んだ倒木に生えてくるので、崖崩れに巻き込まれたブナの倒木を狙って降りるのでした。さて、この木には生えているかしら?

キヒラタケ

かたくてくえない・・・

次の木には・・・

ムキタケ

つるりん美味しい

■ナメコ
なかなか目的のキノコには出会えません。そこで、前回大量に収穫できた場所へ行ってみます。

う〜ん、残念。既に時期が過ぎていたようです。今回のターゲットであるナメコは、成長しすぎると傘のぬめりがだんだんなくなり、ボロボロに崩れてしまうのです。でも、左を見て下さい。ちっちゃい半透明のつぶつぶがありますが、コレがナメコの幼菌です。これがあるという事はもうちょっと成長したナメコもあるかも知れません。今度は崖を登りながら探すことにしました。

美味しそうなナメコ発見っ!
ちょっと小粒ですが、食感はこれぐらいが一番美味しいかも知れません。

これは成長しきったナメコさん。食感は劣るけど、香りと収穫量が期待できます。今回はやっぱり時期が遅すぎたようで、見つけた場所ほとんどでナメコはドロドロにとけてしまっておりました。でも粘って良かった、こんなに素晴らしいナメコも採れたんですよ。

大株のナメコがキラキラ光っているじゃあないですか。この大株も嬉しかったのですが、写真右上に見えるナメコが凄かったんですよ。嬉しすぎてアップで撮ってしまいましたヨ。

で、でかい・・・。比較対象が無いのでわかりにくいのですが、柄の直径が3cmくらいありました。どらねこが今までに採ったナメコで一番太いです。収穫は味噌汁3杯分ほどで終わってしまいましたが、今年最後のキノコ採りを十分に堪能いたしました。来年も宜しく、素敵な山々。




−おまけ−
■帰り道
薄暗い中歩いた往路とは違う趣を11月の暖かい日差しの中を下る復路に見つけることができました。

綺麗なチョウですね〜、昆虫クラスタの方、教えて下さいませんか?

小動物の頭蓋骨・・・タヌキかしら?アニマルクラスタの方いらっしゃいませんか?

*1:http://winyaan.blog106.fc2.com/

*2:これは気持ちの問題で、実際には上下防水防寒具を着用します