ボツネタ

皆様こんにちは、どらねこです。
休みの日になると昼間からビールを飲んでしまうダメなオジサンです。
今日は前回ブコメやコメント欄などから頂いた答えを紹介しようと思っていたのですが、アタマがまともに働いておらず、暴言のを吐きそうな予感がしたのでやめておきます。
予防接種を受けさせずに感染パーティを開くようなヒトに誘われてどうしようかなぁ、と迷っているヒトを説得する為に考えたボツネタを紹介したいと思います。
■感染ぱーちー
ホメオパシーやマクロビをやっているような保護者さん達に見られる現象の一つが感染パーティです。
予防接種でつけた免疫は効果が弱かったりして、大人になると無効になってしまう・・・とか、予防接種自体には有害物質が含まれているから受けない方が良い。予防接種にあるような病気に対抗する為には自然の免疫をつけるのが最も効果が高い!だから、本当の感染症に子どものウチに罹るのが一番だ。という考えに基づき行われるのが感染パーティです。
「○○さんのお子さんが□□病にかかった」
みんな、○○さんのウチに集合して、移させて貰いましょう!!というようなものだと理解している。
感染パーティで免疫を・・・その為には本当に病気をウツして貰い実際に病気になってしまうわけだね。だから、病気が治った後にはその病原微生物に対する抵抗力を身につけたりするわけだ。予防接種のある病気についてはその通りだろう。
でも、予防接種の意味を考えてみて欲しい。体力に不安のある子どもが罹った場合不利益が多い病気に罹らない、若しくは軽くおさまるようにする為に行うモノだ。
感染パーティでうつってしまっては困る類のモノだと思う。免疫がつくかも知れないけど、感染したくない病気に罹って意味あるのかよ?みたいな・・・
また、感染者集団が出来てしまうと、周囲への影響も心配される。体調が悪いなどで、予防接種を受けたくても受けられない子にウツしてしまうリスクがある。流行なんて起こった場合にはその被害はさらに大きくなりそうだ。
どらねこはそう考えるので、感染パーティなどという不謹慎な行為は慎んで頂きたいと思ってる。でも、そんなに簡単には受け入れてくれないのですよね。
■免疫さんの訓練
感染パーティは危険なのだよ、とういう事を少しでも多くの方に知って貰いたい。感染症などへの理解が乏しい方にもびしっとつたわるような表現は無いのかしら?そこで考えたのが今回紹介するボツネタです。以前、マクロビ保育園ネタをアップした時に考えたモノです。
たとえ話なら科学的な話に疎い方でも分かってくれるかしら・・・そう考えたどらねこは運転を例にあげた説明を考えてみました。
どらねこは所謂運動音痴です。子どもの頃は自転車の運転を覚えるのも手間取りましたねぇ。苦労して乗れるようになった自転車でしたが、周りを見るとたいしたトレーニング無く難なく乗りこなす奴らがいるじゃあないですか。悔しいですねぇ、コレが才能というモノなのでしょう。
この得手不得手の部分が病気に罹ったとき深刻な状態になるリスクが高いヒトとそうで無い人の説明ですね。
自転車は危険は危険ですが、運転技術は身につけやすいし、危険度もそれほど高くない乗り物ですよね。それに比べると車になると危険度は格段に上昇し、飛行機を考えれば専門的なトレーニングを積まないと乗りこなせないものです。何も知識が無いものが運転したら、命を落とすハメになったり、最悪周り方の命を奪うことにもなりかねません。
重篤感染症に罹ることは、この高度な技術を要する乗り物に例えます。いきなり乗れと謂っても操ることは困難です。
■予防接種登場
予防接種の考え方は、難しい乗り物に乗る前に予行練習をしておきましょうというモノ。
免疫細胞君に病気退治の訓練を積んで貰うのです。訓練ですので、万が一乗りこなせないで墜落しても、命の危険は少ないのですね。そうして、無事訓練を終えた免疫細胞君は本番も上手にこなしてくれるでしょう。
なんか良さそうなたとえでしょ?
■欠点
予防接種自体に危険な成分が入っている!と思い込んでいる方にはちょっと伝わりそうもない例えですねぇ。そうして、自然育児系のヒト達はこの危険な成分が入っている説を支持しているのでした。う〜ん。
自動車教習所でも事故は希にあるんだし、完全に安全な医療なんて無いですよね。
何とかして伝えたいなぁ。