健康食と危険食

どらねこ日誌で展開している反マクロビシリーズであるが、トンデモの構造を理解するためマクロビに拘らずその周辺も探っていきたい。

上記の図は、どらねこが今後調べてみようと考えている、石塚ファミリー(?)の系譜である。誤り等があればそれは作者の不手際である。資料を添えて指摘していただければ幸いだ。

手始めに、桜澤如一の弟子でありながら、マクロビオティックとは別の道を選んだ、河内省一に着目してみたい。

健康食と危険食−東洋的食養の英知<新装版> 1993年1月30日発行
著:河内省一 潮文社刊

昭和43年に発行されたものを新装改訂版にしたものだ、とある。本書と、ウェブ上で確認できる資料を基に河内省一の主張を調べていく。
※その他の関連書籍は入手困難であること、時間を十分に確保できない事などで、2次資料からの引用が多くなる事が予想されるため、引用箇所についての信憑性については懐疑的に読んでいただきたい。(しょせん暗黒面とおもってくれ賜え)

巻末より
河内省一(かわちせいいち)
明治43年大分県生まれ。国東中学在学中4年間の闘病生活を送る。平壌医専卒。社団法人食養会、慈恵医大内科、北里研究所生化学教室、東邦医大森田内科を経て、昭和28年真生協会理事長*1、昭和34年に開業。昭和36年中央区銀座7-3-8DSビル8Fに移転開業。平成元年よりクリニックを長男正男氏に譲り名誉院長として希望者だけを診察している。

桜澤の弟子である彼はその後、師の教えと袂を分かつ。どのような理由があったのだろうか。そんな事にも首を突っ込んでみたいと思う。
次回に続く・・・

*1:桜澤如一が昭和二十四年に設立したとされる。氏が海外に拠点を移すにあたり、責任者として招集されたらしい。かなり信頼されていたのだろうね。