焼いたり撮ったり
世間様は夏休み。
インドア派*1のどらねこにはかんけーないよ、といいたいところなのですが、妻からのプレッシャーが日に日に強くなって来ており、ついに抑えきれなくなりました。そんなわけで、土日はお外で肉を焼いたり、昆虫を観察したりの野外遊びに勤しんでまいりました。
■とっても良い天気でした
球技が苦手などらねことソレに輪をかけて苦手などら息子。どこへ行くボール・・・
大きいシャボン玉できました。上昇気流(?)にのってみるみる落葉松のてっぺんよりも高く・・・。
ハチも忙しく飛び回る。
幼虫さん、こんなところにいて大丈夫なのかしら。
トンボの顔を凛々しく撮れました。
青々としたイガイガ。
エアインチョコのようにパンパンにふくれた菅孔が美味しそうなイグチ。
■空前絶後の旨さ
やっぱり野外遊びの一番の楽しみは炭火でジュージューですよね。今日は手作り林檎木炭でバーベキュー。
この後すぐ、待ちきれないどら息子どもにピーマンを強奪される。
子供に用意した定番の焼き物を終えると、どらねこはヒミツ兵器を取り出しました。
そうです。新鮮なホヤです。
焼きホヤは何度か食べた事があるのですが、鮮度が悪かったり、時期が悪かったりで不完全燃焼でした。今回は捌いてすぐのみずみずしいヤツをブツ切りにして、串ざしに・・・。これで納得できなければ諦めるしかありません。
焼き網に載せた瞬間から潮の香りを強烈に含む水分がしたたり落ちて、ジュウジュウと音を立てます。期待のあまりホヤに集中しすぎて、他の具材を焦がしてしまいました。そうして、程よく焼けてきたところに、醤油・お酒をうっすらと塗り込みます。
香ばしいにおいにもう我慢できません。串をつかみ、ガブリとやると・・・
ぐう゛ぉぉ〜〜〜
なにこのうまさ・・・
濃厚な潮味に香ばしさが混ざった熱々のホヤ汁がほとばしり出てくるじゃありませんか。かみ締めると凝縮された旨みが口いっぱいに広がります。生のホヤにある生臭さは殆ど感じられません。まさしく空前絶後の旨さです。焼きホヤが正義となった瞬間です。
焼きホヤと謂えば、宮城県で行われるホヤエキスポでは定番だったと思いますが、津波の影響でホヤ養殖も壊滅的な被害を受けたと聞きました。宮城・岩手のホヤ養殖業者さん、大変だと思いますがどらねこは貴方たちのホヤを待っております。数年後プクプクに膨らんだ新鮮なホヤがお店に並んだら、ちょっとぐらい高くても絶対に買いますからね。それで、みんなに焼きホヤを振る舞いますからね。
・・・と、やたらとテンションが高くなってしまいましたが、こうしてどらねこの連休は終わりました。
*1:普段、山野で採集生活に興じているどらねこですが、実はアウトドア遊びは苦手