アンチ食育管理栄養士が食育本を書きました。



■管理栄養士パパの親子食育BOOK
本を書きました。2015年7月25日が発売予定日です。
http://www.amazon.co.jp/dp/4895958825

ニセ栄養学を批判するような本ではなくて、親子向けの実用的な栄養と食事の本なのですが、ちょっとした応用行動分析の手法を採り入れた食事環境の提案をしてみたり、コラムの内容はブログ読者がニヤリとしてくれるような内容を盛り込んでみましたのでブログの読者にも喜んで頂けるのではないかと思います。
自分の中でのキャッチフレーズは、アンチ食育栄養士の食育BOOKでして、「○年間待って下さい。本当の食育をお見せしますよ」と、現在の食育に見られる問題と考えられる点に対し、ようやく批判だけで無くどらねことしてまとまった形で提案ができたと思ってます。
ニセ栄養学と呼ばれるような根拠のない健康栄養情報に対しても、そもそも不安が解消されれば手を伸ばす必要も薄れるわけで、ニセ栄養学を叩くよりも不安解決という手段で挑みたいと思ったわけです。これは編集者の大西さんと共通認識でしょう。どらねこ任せになるとどうしても作者の書きたい内容優先になってしまいますが、そこは編集者の方が子育て世代のニーズを拾ってきて頂き、読みたい・知りたい内容が詰まった一冊に仕上げることができたと自負してます。
子どもの食事や健康に不安を持っている人や、これから子どもを持ちたいと考えている方にオススメな、メタモル出版専門医ママシリーズともども宜しくお願い致します。
http://www.metamor.co.jp/syuppanbu_index.html



■目 次
目次の紹介です。個人的にオススメ項目を赤字にしてます。

管理栄養士パパの親子の食育BOOK
●はじめに


コラム1 5つの「こ食」の意味


第1章:食事の基本
Q1 母乳(粉ミルク)だけでいいのは、いつまで?
Q2 離乳食の進め方を教えて!
Q3 離乳食を終えたら、大人と同じ食事でOK?
Q4 1日3食とらないとダメ?
Q5 おやつは、どういうものがいいの?
Q6 食事の時間は一定にするべき?
Q7 学童期からの食事はどうしたらいい?
Q8 バランスのよい食事ってどんなもの?


コラム2 旬の野菜の価値


第2章:食材と食品のこと
Q1 子どもの健康によい食品ってある?
Q2 肉や牛乳、砂糖は身体に悪いの?
Q3 子どもに不向きな食品は?
Q4 野菜や肉の安全性が心配です
Q5 化学調味料や添加物がこわくて……
Q6 ファストフードは食べちゃダメ?
Q7 カット野菜や冷凍食品を使ってもいい?
Q8 トランス脂肪酸って大丈夫?


コラム3 輸入食品の安全性

第3章:献立と調理のこと
Q1 なるべく和食にしたほうがいい?
Q2 塩や油は控えめにするべき?
Q3 子どもが食べやすい料理って?
Q4 苦手なものを克服しやすくするには?
Q5 頭がよくなる食事、身長を伸ばす食事ってある?
Q6 食中毒を防ぐ方法を教えて!


コラム4 腐敗と発酵の違い

第4章:食べ方について
Q1 食事をすすんでとろうとしません
Q2 よく噛むように伝えても飲み込みます
Q3 遊び食べ、食べムラが気になります
Q4 『ばっかり食い』ってよくないこと?
Q5 楽しく食べさせるために何か工夫したい!
Q6 何時間かかっても残さず食べさせるべき?


コラム5 食べ合わせの真相

第5章:食事のトラブル
Q1 食物アレルギーが心配です
Q2 子どもが即時型アレルギーかもしれません
Q3 少食の子には野菜ジュースやサプリがいい?
Q4 子どもが食べすぎるので心配です
Q5 無理なダイエットをやめさせたい!


コラム6 遺伝子組換え食品


 
最後になりますが、こうして本を出版できたのも旧ブログである「どらねこ日誌」時代からコメントやブックマークを付け、支えてくれたり励ましてくれたりした「はてな民」や読者の皆様のお陰だと思っております。今後ともとらねこ日誌を宜しくお願いします。