宇宙酵母アンパンマン!

こちらのURLに掲載されている某菓子パン系ヒーローへの疑問を題材とした漫画がツイッターはてブで評判のようです。
http://macchiro.tumblr.com/
とても面白い!面白いのですが、どらねこはこの設定に対して大きな違和感を持ってしまい、ブックマークはせずにウンウンと悩んでおりました。それはアンパンマン胴体本体説を採る立場だからでした。


■強力な味方
そんな時、同じ意見を表明しているブログ記事を読み、どらねこは元気100倍になったのでした。とてもお気に入りの『ズンガリガリガリズンガリガーリ』というブログの過去記事です。当該記事は此方です→http://yukitanuki.hatenablog.com/entry/2012/04/25/085529

再掲:顔無しアンパンマンの恐怖より
さて、この回でアンパンマンはお腹をすかせた子象に一口で顔を全部食われてしまいます。今までチビチビと食べられていたのに、いきなり顔の無いアンパンマンの登場です。おおぅ...。
すぐに食パンマンが新しい顔持って助けてくれるんだけど、そのときのアンパンマンのセリフ、
「ありがとう、かおがないとみっともないもんね」
みっともない...?いやいやいや、汚されたり欠けたりしただけで運動能力が激減するんだから、完全消滅したらもっと大ダメージになるはずだろ。それがみっともないで済むのかよ。

どらねこの記憶でも、顔の無いアンパンマン悪天候をフラフラ飛行しているものを見たようにおもいますので、やはりアンパンマンの本体は胴体に存在するのだ!という思いを強くしました。これをアンパンマン胴体本体説と呼びたいと思います。


■宇宙酵母
どらねこはこの胴体本体説とアンパンマンの顔エネルギータンク説と融合させたアンパンマン宇宙酵母説を提唱し、その正体に迫ってみたいと思います。

【エネルギータンク説】
・記憶違いなら申し訳ないが、顔の無い状態で戦闘しているのを見た事無い。
アンパンマンの顔がエネルギータンクだと考えれば、燃料が無くなった或いは不具合のあるタンクを交換する事で元気100倍になるというのはおかしくないだろう。
・顔が汚れてチカラがでないのは、本体へのエネルギー供給を汚れが阻害すると考えれば理解出来なくも無い。

エネルギータンク説の利点はアタマのすげ替えによる記憶の引き継ぎや顔の無い状態でも意思による行動が可能であることの説明がつくことでしょう。しかし、これだけでは本体が何であるのかまでは説明ができません。

【宇宙酵母説】
アンパンマンの正体は宇宙酵母であると考えてみると説明出来るかも知れない。
・発酵に用いられた酵母焼成されたパンでは生きてけない為、胴体に種菌がウヨウヨしていると予想できます。種菌のエネルギー供給源が頭部のパンと考えれば辻褄が合うでしょう。
・この説の良いところは顔が汚れてチカラのでない理由も説明出来るところです。汚れ=微生物 と考えれば、パンに競合する菌が繁殖してしまう状況と考えられます。競合微生物に圧倒され、エネルギーを十分に取り出せなくなったと考えられます。
・つまり、宇宙酵母アンパンマンは胴体にコロニーをつくる。そして、パン工場でパンを発酵させるときの酵母としても働き、焼成後のパンは胴体に潜む酵母のエサとしても利用される。

胴体に潜む酵母が正体であると考えれば炭水化物である頭部をエネルギー源として元気百倍となる理由にも納得がいきます。アンパンマン誕生の話ともさほど矛盾しないと思うのですが如何でしょうか。
問題は「顔が濡れてちからが出ない」をうまく説明出来ないところですね。更なる検証が求められます。