南極猫
東海林さだおがいいなぁ
猫パンチにくろすかうんたー
ちょちょんまげ氏は『人間の犬観』として、以下の例を挙げておられた。
・忠義
・信義・信頼
・盗人撃退
・麻薬取締り
・渋谷駅デート待ち合わせ
・勇敢
・シッポふりふり
・エリカちゃん(by 東海林さだお)
・南極越冬
・スプートニク2号
・盲導などのソーシャルサービス
・101匹わんちゃん大行進
・「ヨーゼフ!」「わん!」
そして
この違いがお分かりになるであろうか。人が犬を愛し、信頼して共生してきた歴史が凝縮されているようではないか。
と、述べられている・・・が、ちょっと待った。
タロ、ジロはともかく、スプートニク2号といえば、軌道を脱出したイヌの『ライカ』(くどりゃふか)の事でしょう?発射数時間後には命を失っていたとか。いわば犬身御供じゃあありませんか。大切にされていたというエピソードには不向きなんじゃあ?
まあ、いいや、先に進みましょう。
ウィキペディアには「歴史に名を残したイヌ 」という記述がある。
果たして「歴史に名を残したネコ」が存在するであろうか?
せいぜい「鍋島の碧猫、いやいや、化け猫」ぐらいではないか?
なんたる暴言でしょう。猫に償え!
招福のシンボル『招き猫』
元祖、猫の恩返し『猫檀家』
日本でも猫は愛されてきたのです。
そして、ちょちょんまげ氏が『人間の犬観』の例として挙げた『南極越冬』こそが、歴史に名を残したネコの物語、その舞台なのだ。(此処までが前置き、相変わらず長くてスミマセン)
南極越冬隊のアイドル、三毛猫タケシの物語
タケシは動物愛護協会のヒトの手によって、南極越冬隊に手渡された一匹の仔猫。その理由はオスの三毛猫で有ったから。オスの三毛猫は船乗りにとって縁起の良い動物とされていたのです。船の中ではみんなのアイドル、名前は第一次越冬隊隊長の永田武さんの名前からとられたもの。犬と違って肉体では貢献できないタケシは、観測隊員の心を和ませる貴重な任務を全うしたのでした。
犬ぞり用からふと犬の悲劇が起こったとき、必要最小限の機器とともに、タケシは作間敏夫越冬隊員に抱きかかえられ宗谷にもどり、南極での生活を終え日本に帰り着きました。
どうです、ちょちょんまげ氏。ネコもなかなかやるものでしょう?
ネコも犬も人間の素晴らしいパートナーですよね。
ちょっとチコ似?