とくいく

子供の徳育に関する懇談会
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/053/shiryo/attach/1282770.htm
へぇ、10の提言とやらがなされるのですね。

【10の提言】
提言1家庭でルールをつくり、子どもに愛情を持って接し基本的なしつけを行うこと
提言2家庭教育の支援とワーク・ライフ・バランスの推進を図ること
提言3子育て関係団体と連携協力し、地域の子育ての取組を充実すること
提言4全校的な体制づくりを通じ、各学校において道徳教育を充実すること
提言5道徳教育に関する教材の活用への支援と教師の資質向上を図ること
提言6発達段階に応じた子どもの体験活動の充実を図ること
提言7絵本の読み聞かせや古典に親しむ等の読書活動の充実を幼児期から図ること
提言8有害情報から子どもを守る取組や情報モラル教育を推進すること
提言9子ども向けの良質な番組提供や出版等への取組を充実すること
提言10子どもの徳育の充実に向けた啓発活動を推進すること

ふ〜ん、なるほど。
で、これを読む切っ掛けとなったYOMIUEIONLINEの記事から引用

「ネット上の有害情報から子どもを守れ」「幼児期に絵本の読み聞かせを」――。子どもの道徳教育(徳育)のあり方を考える文部科学省有識者懇談会(座長=鳥居泰彦日本私立学校振興・共済事業団理事長)が、家庭や学校での徳育に関する10の提言をまとめた。

「ネット上の有害情報から子どもを守れ」どらねこの見る限り、10の提言にこの文章は見あたらない。いったい何処にあるのだろうか?
それは此処にあったりする
子どもの徳育の充実に向けて
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/053/shiryo/attach/1282793.htm

6. インターネット社会における課題への対応
提言8 有害情報から子どもを守る取 組や情報モラル教育を推進すること
提言9 子ども向けの良質な番組提供 や出版等への取組を充実すること
 インターネットなどの新しいメディア 技術の発達による子どもたちへの大きな影響を踏まえ、子どもと新しいメディア技 術との望ましい関係の在り方の早急な検討が必要である。関係する企業等において は、有害情報の除去や携帯電話のフィルタリングなど、子どもたちを有害情報から 守る配慮等、子どもたちの心身の健康なはぐくみという観点からの引き続きの配慮 と方策の充実とともに、日進月歩で進む新しいメディアと子どもの望ましい関係の 在り方の構築に向けた不断の対応が望まれる。
 同時に、家庭・地域・学校や企業等、 様々な場において、情報モラル教育の推進を引き続き図ることも重要である。
 なお、5歳児、小学6年、中学3年の いずれにおいても、約6割の子どもが、1日2時間テレビを見ているという現状(※12)とテレビ番組に関する保護者の不安(※13)を踏まえると、家庭における生活習慣の確立 に向けた努力や、学校における道徳教育の充実だけでなく、放送局や出版社等のメ ディア関係者においては、子どもの豊かな心身の発達への配慮についての一層の意 識の向上や、子ども向けの良質な番組提供や書籍等の出版等への取組の充実を望みたい。

どうやら、有害情報は不適切な引用を行うマスメディアにありそうな気がするのだが、如何なものか?
・・・とは謂うものの、この有識者懇談会で纏めた内容の中には結論ありきで公表されたと謂われても仕方のないもも存在する。

○ 我が国は、優れた伝統や文化を持ち、人々の生活の中で、誠実さや勤勉さ、互いを思いやり協調する「和の精神」、人間を超えたものへの畏敬の念、自然を愛し調和しようとする自然観や宗教的情操等を大切にし、長い歴史を通じ、世代を超えて継承してきた。しかしながら、ここ数十年の間に、こうした伝統や文化を継承すべき大人のモラルの低下が進み、良き伝統や文化が急速に失われ、社会全般での「徳」が見失われてきている。さらには、インターネットの急速な進展といった大きな社会構造の変化の中、子どもがはぐくまれる環境にもひずみが大きく生じているという指摘もある。このように、知・徳・体の調和ある発達に不可欠な「徳」が、社会の中で見失われ、あるいは、埋没しているという危機的な状態にある今こそ、子どもの徳育について、その在り方を見つめ直さなければいけないのではないか。

このような国粋主義的発想は如何なものであろうか。過去を曇り無き目で検証して尚、この結論を見いだせるのであろうか?過去を悔い改め、次の世代への教訓を語るのが先達の役目ではないだろうか?
根拠のない過去の礼賛は真っ平御免だ、どらねこ(みつどんさんも)はそう思うのだよ。
失敗を正確に伝え、繰り返さないこと、それが過去に習うことであり、教訓となるのだと思う。無批判に礼賛することこそ、伝統や歴史をないがしろにする行為であると、どらねこは考えるのだが・・・
(酔っぱらいの文章だからちょっとしたおかしなところは在ると思うけどゆるしてね)←だいなし