1月の試験

どうも、多忙なくせにダラダラしているどらねこです。今回はちょっと思っている事を雑談レベルで書いてみようと思います。


■雪に埋もれる
どらねこが豪雪地域に引っ越して、もう10シーズン目に突入しました。この地域では、毎年冬になると除雪に追われ、猛吹雪の日などは公共交通機関に大きな遅れがでる事はしょっちゅうです。じゃあクルマを運転して、となるわけですが、一つスリップ事故でもおこれば、通行止めになりますので大事な用があるときには渋滞を予想して数十分から場合によっては1時間も早く家を出るなど、年明けの1月はとても憂鬱な時期なのです。
ところで、どらねこは毎年この時期になると流れるあるニュースを見て毎回同じ事をブツブツつぶやきます。そのニュースとは、「大学入学者選抜大学入試センター試験(以下センター試験)」の話題です。


■たいへんだよなぁ
「こんな寒くて雪の降りやすい時期に試験やること無いのになぁ〜」これがブツブツの内容です。
どらねこは、入学者選抜試験はなるべく多くの人がコンディションを整えて、無理なく試験会場に到着できる方が良いだろうと思っております。なので、試験会場までの雪道で遅刻を心配して疲れてしまう人が出たり、インフルエンザやノロウイルスの流行期*1で万全な体調で迎える事が比較的難しい時期に試験日程を設定するのは良くないよな、と思うわけです。
センター試験はその趣旨を考えれば、我慢比べではなくて、各個人が高校学習指導要領の範囲をどれくらい理解しているかを測定するためのものでしょうから、多くの人がなるべく同じ精神状態・健康状態で試験を開始できるように試験者側が配慮するのは大切だとどらねこ的には思うんですね。


■実施時期をうつせないの?
どらねこ個人は、別の時期に移した方が良いんじゃないかなぁ、と思うのですが、様々なコスト面からそう簡単にはいかないのかも知れません。もしかしたら、時期を移す必要性自体を多くの人が感じていないかも知れません。ネットでちょこっと検索してみたのですが、あまりセンター試験の実施時期に言及したものは見かけませんでした((センター試験の日は全国的に雪になるみたいな、その日に限らずその季節ならそうだろう的なものはヒットしましたが))ので、その可能性もけっこうありそうです。
どうして実施時期変更機運が高まらないのか、どらねこなりにテキトーに考えてみました。

【憶測その1】
1月、2月が試験シーズン本番なのは昔からなので疑問の余地がないと思ってるから。

【憶測その2】
そうした苦難を乗り越えて合格することに意義があると思ってる。

合格できる人はそうした苦難に対して万全に備え、遅刻をしないよう何時間も備えたからだ、カゼをひいたり遅刻をしたりした人は心がたるんでいたからだ!というマッチョはなんかありそう。

【憶測その3】
合格した人がその意見に賛成するメリットがあまりないから


自分はそんな苦労を乗り越えて合格したのに、楽をして合格しようなんてとんでもない・・・みたいな感じでしょうか。近頃の若いモンは話法のウケが良いのはよく知られていることですし。ようするにセンター試験をもう受ける必要のない人(もう受けない人)が賛同するインセンティブが少ないんじゃ無いかな、と謂う事ですね。で、変更には受験を控えた人よりもそうで無い人の賛同のが大事だからなかなか変更の機運がたかまらないとかあるかもね。

【憶測その4】
目先のコストが大きいから

その日程に連動して様々なものが動いてますから簡単にはいかないですよね。で、将来にわたって受験生は苦労する可能性が高いわけですが、その積み重なっていくコストよりも目先のコストの方が大きく見えちゃうのはあるでしょうね。

勿論、他の理由もあることでしょうけど、どらねこが思いついたのはこんな感じでした。
苦労なんて嫌でも今後体験できるのですから、しなくても良い苦労は取り除いてあげるのが子供に対して大人のできる事だと思うんですよね。にゃん!

*1:もちろん、その対策として追試験の設定などの配慮はなされてますが、その申請や全国で2会場など受験者の負担は多いでしょう