食料エネルギーはどう変化する?

ちょっとしたお遊び記事です。
2010食事摂取基準とどらねこ手持ちの高齢者の身体データ、日本の将来推計人口(平成24年1月推計)の各資料を用いて日本人全体が必要とする食事からのエネルギー量とその将来推計*1を行ってみました。元となるデータの処理は次の表を用い、2010年から2060年までの推計を元にそれぞれ計算し、その推移をまとめてみました。



■思ったより?
計算した結果をまとめ推移がわかるようにしたのが次の表*2です。

2010年に必要とされる食事からのエネルギー(熱量)と比べ50年後はその65.8%で賄う事が可能であるとこの推計からは考えられます。
人口は67.7%にまで減少する推計ですので、人口構成の変化は案外影響が少ないのだなぁと謂う感想を持ちました。
もっとも、ここ数十年で日本人の身体活動は大きく低下しましたし、比較的若い女性のヤセの問題なんかもありますので、今後その傾向が続くのであれば、推計に用いた身体活動のレベルはもう少し低下するでしょうから、65.8%よりも少ない食事エネルギー量ですむのかもしれません。


■おわりに
などと書きましたが、将来の予測なんてあてになりませんから単なるネタ程度の扱いでお願いします。もしかしたら、数十年後の農業など肉体労働者の大幅な増加によって、モリモリご飯を食べる社会になっているかもしれませんからね。

*1:数字の丸め方には注意をしておりますが、十分なデータのない年齢階級については若干大きめなズレがあるかも知れません

*2:表のGはギガの意味です。キロカロリーじゃ無いので注意です。GJはグッジョブじゃなくてギガジュールです。発電所の年間発電量と比べて見ても面白いかなと思い換算してみました。