おてつきですか?

前回、どらねこは腹黒い性格と書きましたが、それに加えて気が短くもあります。
ある閾値を超えると、激しく反応するところはまるで、悉無律みたいだなぁ、と思います。どーでもいいですけど。
そんなわけで、仕事をしていてもかち〜ん、とくる事がざらにあって、結構大変だったりします。でも、最近は落ち着いてきて、それなりに対応できるようになったんですよ。でも、疲れますが。


■ある日のこと■
とぅるるる〜、とぅるるる〜
ど「ハイ。どらねこです」
相手「あ、もしもし、どらねこさんですか、お疲れ様です。申し訳ないのですが、茂布山さんはお手すきでしょうか?」
ど(かっちぃぃぃ〜ん!)
ど「ああ、今ちょっと席を外して居るみたいですね、折り返し連絡させます」
相手「それなら良いです。改めて連絡し直します」
がちゃり

■何にかちんときたの?
この一回だったら別にふ〜ん、なんだろな・・・程度なのですが、この相手の方の場合毎度なんですよね。その度にイライラします。
別に、問題ないように見えるカモしれませんが、自分にとってはかなり苛つきます。なぜなら心が狭いから。
『お手すき』という表現は相手がへりくだっている良い感じを醸し出していそうですが、なんかしっくり来ないんですよ。コレが、自分に対して使われた場合だったらあんまし気にならないんです。大体こんな感じの使われ方↓
三毛谷「どらねこさん、今お手すきですか?ちょっとお話があるんですよ・・・」
話があって聞いて欲しい、でも決定権は其方に・・・というわけで、断りづらいけど特に問題は感じない表現だ。
それに対して電話の例は、自分でない他者について、自分自身の判断に拠って電話を取り次ぐか否かを決定しなければならないのだ
じゃあ、相手着席していて電話や来客が無い状態でも、忙しそうに自分の目に見えたら取り次がなくて良いのだろうか?そう考えてしまうのだ。逆に此方の目からはソレほど忙しくなさそうでも、実は多忙を極めているかも知れないのだ。
考えれば考えるほど、ストレスだ。
いっそのこと、席に着いていますが、手が空いているかどうか判断できません!と、謂ってやりたい衝動に駆られてしまうのだ。
・・・
・・・
うん、気持ちは何となくわかるんだけど、難しい判断をゆだねているという事に自覚的になって欲しいなぁ、そう思うのだよ。
へりくだっているけど、ホントはお手すきじゃなくても電話に出て欲しいのだろう(いつもお手すきいうので)から、正直になろうよ。