同棲してから結婚しましたが何か?

『どらねこ日誌』でもおなじみのモフモフ療法の(自称)世界的権威のどらねこさん。その語り口はその時によって揺らぎが大きく、ブコメはその場の感情や飲酒状況に依存されれたものだ。そんなどらねこに「同棲」について聞いてみた。結婚に上手に結びつくような同棲とはどのようなものでしょう、と聞いたところ。

「ただの心しか持たないやせたネコとしてテキトーなコトを申し上げます。同棲はしておいて損はありません」
と、なんとなく賛意を表明。どらねこさん、それってどういうことでしょう。

「結婚は自分の遺伝子を繁栄させるためだけに求められるモノでは無く、自分の文化的な活動に何らかの寄与が期待されるコトにより求められるという側面もあるからね」
と前置きしたうえで
「男性というのは相手かまわず自分の遺伝子をまき散らす衝動を持つ傾向がある性と考える能下顎者がいます。でも、その考えからすると、性欲を常に満たすために特定の異性と同棲をしてしまっては、複数の異性との性交機会を失ってしまう可能性が高くなります。前提条件からは導き出されない帰結ですね。なので、どらねこはこう思います。同棲は複数の異性との出会いを制限する可能性を高めますが、特定の異性と定期的に性交機会を持つ為に有利に働く営為です。なので、非モテではないのに同棲をしたがる男性というのは、女性にとって大切と考えられる『安定』に対し利害を同じくする可能性を持つといっても良いでしょう。同棲をしたがる男性と同棲し、実際の同棲期間・・・数年でしょうか、その間にお互いが幸せに感じられるような家庭生活を営むに足る相手かどうか見極めればよいのです」
と、えへらえへらしながら語ってくれました。

さらにどらねこさんは
「もともと女性は直感的に人柄を見抜く能力にたけている、長時間一緒にいればより相手のことがわかるかといえばそんなことはありません。自分の感情が加わることで人間の本質的な部分が歪曲して見えることも大いにあるからです」
と語る能下顎者のコメントに対し
「直感的に見抜く能力にたけているんだったら、若い女を選ぶような男性かどうかも見抜ける筈で、直感的に見抜く能力があるという前言を翻すような発言はおかしいですよ」
と、ふらふらしながら呟いていました。

じゃあ、どらねこさん、私同棲してみたいんです。その場合、何に注意すればいいですか?
「結婚も同棲もどちらが優れているとかそういうモノじゃないんです。したいなら同棲すればよいと思いますよ」
と謂う。
なぜなら
「ヒトの幸せなんて結婚だとかお金だとか子供だとか一つに絞られるモノでは無いからですよ」
とよろめきながら吐き捨てた。

「世間で謂う幸せに無理して自分を合わせる事なんてないんですよ」
――なんともやる気のなさそうに語ったどらねこさんの放言でした。



※この記事はhttp://news.ameba.jp/baila/2010/10/85178.htmlに痛く感銘を受けたコトにより書かれたモノです。

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