どうすればよかったのかなぁ

おかげ様でどら息子2号は無事3歳の誕生日を迎えることができました。有り難うございます。
どちらかというと体のよわい子なんですよねー。今までに2回も入院してるし。
一番心配したのは、ウイルス性の疾患から高熱を出した後、急にバランスが悪くなったこと。
まっすぐ歩けない。熱でふらふらなのかと思っていたら、熱が下がっても状況は良くならない・・・
取りあえず、妻に小児科医へ連れて行って貰ったのだけど、職場に電話がかかってきて、『入院ダヨ』と。
あ、もしかして、『ADEM』かも。予防接種のことを調べたりしていて出てきた単語が頭をよぎりました。
仕事を早退して病院に駆けつけると点滴姿のどら息子2号が。アワレ
主治医に説明もADEMのものであった。
そして、ステロイドによる治療が行われ、ゆっくりとではありますが歩様もよくなり、一ヶ月ほどで退院できました。先生方、その節は有り難うございました。
ステロイドと聞くと毛嫌いするヒトが多いけど、これほど子どもの健康を守ってる薬は抗菌薬をのぞくと、そうそう無いと思うよね。長男は急性喉頭蓋炎を患ったから、抗菌薬のお世話になった。
だから、これらの薬がなかったら2人の笑顔を見る事は出来てないかも知れないのですね。現代の標準医療様々です。
ホントそう思います。

■入院中の出来事
どら息子2号が入院中のこと、部屋は4人部屋で色んな子がおりました。
その中の一人に男の子が居たのですが、今もその子の事が気になっているのです。
入院中は夜は長男の面倒を見なければいけないのでどらねこが家を担当し、妻が毎日病院に泊まり込んでおりました。
ある日、妻と2人きりになった時、とても心配な話を聞きました。
妻が何やら不機嫌そうなので、どうしたの?と聞くと、隣の男の子が可愛そう・・・というのです。詳しく聞き出すとこんな話でした。
■悲鳴が耳から離れない
妻は夜しっかりと眠れなかったそうです。それは、隣の男の子が付き添いの父親から怒鳴られ、殴られても居るようだからでした。その子の泣いて謝る声と父親の怒声が響き、眠れるような状態では無かったとか。男の子は、もういいこにするからおこらないで、みたいな事をいっていたようです。
その子の病状はちょっと悪いらしく、苦しくて呻いているのにそんな事をいわれるなんて・・・
看護師等には話をしたの?と聞いたら、していない、との事だったので、要点を簡略にまとめて事実のみを伝えてみたら?と指示を出しておいたのですが、それでよかったのかなぁ、と今でも思います。
昼間はその父親は殆どおらず、どらねこは実際に目にしていない為はっきりとはいえませんでした。
後で聞いたところ、どうやら看護師もある程度は分かっていたみたいです。入院前もそんな状況にあったみたいですが、本当のところはわかりません。看護師の方にはもう少し気に掛けてあげてくれませんか、と頼んで終わりになりました。
もう少し情報が集まったら児童相談所などにも・・・と思っていたところ、息子は部屋替えとなり、それっきりになってしまいました。
■どうすればよかったのだろう
あのときの対応はアレで良かったのでしょうか。
自分に出来る事はもっと有ったような気がします。
児童虐待の事例を読んで居たはずなのに、実際に側で起こっていると何の考えも浮かびませんでした。
もし、今度(とはいっても二度と出会いたくないし、起こって欲しくないですが)そのような事例に接する事があったら自分に何ができるか、どのような手段を講じるのが望ましいのか・・・今のうちから考えておこうと思います。
参考になるページなどありましたら、教えてくだされば嬉しいです。