推進委員会からのお詫び

コズミックサイエンス推進委員会

みんなは、コズミックサイエンスという言葉は知ってるかな?
簡単にいうと宇宙科学の事なんだけど、コレだとなんだか難しい印象しかないよね?
宇宙の科学というと自分とは別の世界の出来事のように感じて、敬遠してしまいがち?
そんな方でも子どもの頃には、そらを見上げて青白く瞬く星々、毎日違った容貌を魅せるお月様を見て胸をときめかせていたのではないでしょうか。

コズミックサイエンス推進委員会では、宇宙の面白エピソードをはじめ、見ているだけでウットリするような素敵な映像、心躍る良質のSF、更には最先端の宇宙科学まで幅広い範囲の方が楽しめる情報の紹介を行っていきたいと考えております。

先日の、事業仕分けに於いて、宇宙科学技術関連の予算の査定は殊更厳しいモノでした。それは、宇宙科学が専門家だけのものとなってしまった事も一因なのではないでしょうか。
宇宙科学はソレ単独では何に役に立つの?と、思われても仕方のないものかも知れません。でも、本当にそうなのでしょうか。
ヒトって何の為に生きているのだろう?その答えは人それぞれみんな違うと思います。でも、私は感動のために生きているんじゃないかな?そんな気がするんです。
月面に降り立ち、青い地球を眺める感動は何事にも代え難い経験ではないでしょうか。
「宇宙開発は公共財だ」、そんなコトバが鼻で笑われてしまう状況を招いたのは誰の責任なのでしょうか、誰の責任でも無いのかも知れません。それでも、少しでも多くの方がそんな気持ちになって貰えたら・・・というのがこの運動の趣旨なのです。

■コズミックサイエンス推進宣言■

・宇宙は楽しい、素晴らしい!!

・見上げた空に瞬く光は太古のロマン

・宇宙動物を大切に!!

尚、本日午後17時に発足する予定でありました当委員会でしたが、待てど暮らせど、午後17時は訪れません。所謂永劫回帰と呼ばれる現象であり、委員会の発足は当面の間見合わせざるを得ないとの結論になりました。
委員一同、賛同者の皆様に対してお詫び申し上げる次第です。

文責:長占 太郎(JA×A主任研究員)、道良 寧子(JA×A実験動物)