居心地の悪い意見

どらねこがこんな事書くのは見るヒトにとって意外かも知れない。
えっ何コイツ！
と、思うヒトもいるかも知れない。
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（どらねこに何らかの仮託をしているヒトがもし居たとしたら読まないでくださいという意味）
某スノーボード選手をつるし上げ、マッス対象メディアが喚いている問題でいろいろとモヤモヤしている事を書きます。
ネット上にはいろんな意見がでていて、「あ〜なるほど〜」なんてその都度思うのだけど、なんかモヤモヤ感がぬぐい去れない。
なんなのだろう。
今日になってその正体の一つ（なんかいっぱいあるんですよ）に思い至った。
例えば、自分の子供にカワイイパッケージのアニメビデオを買ってきたとする。
紹介文を読むと「親子で楽しめる、愛と勇気と友情の感動物語です」と書いてあったとする。
子供も喜ぶだろーなーなんて想像しながら、ワクワクして並んでテレビ画面を中止する。
さあ、始まったぞ・・・おや・・・ブチっ
なんと中身は破廉恥（なに？）きわまりないエログロアニメではないか。
さて、この時の親の心情はどのような物だろう。
一緒に見ていた子供は？
もしかしたら喜んだかも知れないし、泣き出してしまったかも知れない、トラウマに成ってしまったかも知れない。そこは人それぞれだけどね。
大抵の親は憤慨すると思う。憤慨した親でも、一人で見た場合には喜んだかも知れないし、一人で見ても気持ち悪くなり憤慨したかも知れない。それもわかんないが、意見は割れると思う。
視聴者はどのようなモノを期待していたのか。
期待を裏切られて憤慨した視聴者をなじることは出来ない。
それが暗黙の了解であったとしても。
暗黙の了解自体に疑わしいものがあったとしても、その経緯を説明せずに、他者の心に土足で踏み込み、かき回すような行為は正当化されるモノではない。
想像力の欠如である。
暗黙の了解の疑わしさを知りつつもそれを変えようとせず、皆が求めるから提供するんだ、というメディアの側にも勿論問題はあると思う。
それとコレとは話が違うんだよね。
ちっちゃい子がこの構図を理解できると思う？
理解しないまま、不問に終われば、「何やってもへ〜きなんだ」とか思っちゃわない？
え、そんな事ない？
あ、そう。