突っ込み体質ゴメン

はてなブックマークニュースに採りあげられていた内容について
http://b.hatena.ne.jp/articles/200910/503

そして2つ目は「食べる順番は『スープ⇒サラダ⇒おかず⇒ご飯』」にすること。温かいスープを先に飲むことで満腹感が得られるほか、体が温まって消費カロリーが増え、脂肪も燃焼しやすくなるそうです。

元ネタエントリを批判するつもりはない。が、ただ自分の見解を表明したい。それだけだ。
人間の消費エネルギーは温暖条件で低下し、寒冷条件で上昇する。
ストレスもあるが、寒いときは体温を上昇させる為に主に筋肉などで熱産生を行う。
『暖かいものを食べる→血行が良くなる→基礎代謝が増加する』
仮に上記の図式が成り立ったとしよう、それは何を意味するのか。
暖かいものを食べれば、消化管はその分温められる。そして、食物を分解するときに生じる熱で体は更に温められる。血行が良くなり基礎代謝が増加するならばさらに体温は上昇する。
平熱を維持できなくなるはずだ。
勿論、体温を維持するために発汗が促されるが、同時に体温維持のための熱産生を抑える機構が働くはずなのだ。


温かいものを食べても、消費熱量が増えることは期待できない。むしろ、代謝量は低下する事も考えられる。


寒いところでは人間の熱産生は上昇する。暖かいところでは低下する。コレ、常識。
冷たい食べものを食べれば、冷やされた体を温めるために体温上昇機構が作動する。コレ常識。
でも、『冷たい食べものばかりを食べ過ぎれば、消化管が悲鳴を上げる。コレも常識。』
運動量にあった食事量を心がけることが大切なのだ。
つまらない結論だが、そればかりはどうしようもないのだ。