どっちだってよいのだが

 本家ブログでも書いたことがあるのだけど、どらねこは改姓を経験したことがある。それも2回もだ。1回目は親の離婚で、2回目は自分の結婚で。
 1回目はともかく、2回目についてはなにかと突っ込まれることが多い。現在は妻の性を名乗っているわけなのだけど、元の姓とあんまり代わり映えはしないのだけどね、まあ野良寧子から土良寧子に変わった程度の差違しかない。なのに、世間的には大きな出来事に見えるらしい。

 改姓した理由については、妻よりも自分の方が姓に対する拘りが少なかったから、それだけの理由でしかない。ソレなのに、みんなの反応は「お婿さんなの?」だ。
 親の後を継ぐとか家を継ぐとか、そこら辺の感覚が理解できない。子供に何かを継いでもらいたいという気持ちなら、自分の知識を伝えたり、暮らしやすい世の中をつくって次代に受け渡す事に尽力を費やした方が断然素晴らしいことなのになんて思ってしまう。
 なんで結婚すると大抵の人は男の姓を名乗るのだろうか?なんでそれが当たり前だと思っている人がいるんだろう。みんながそうしているから自分もそうするという人が良くわかんない。そこは思考の節約をする場所じゃあないと思うのだけど。
 男女差別というのはこんなところから簡単に生まれてきてしまう。
 いっそのこと、結婚したら新たに家族名をつくるなんていうのも有りかも知れないな。