モフモフ療法ニュース:モフモフ療法にも天然ブーム?

当ブログの読者にはお馴染みのモフモフ療法。施術には、猫療法士をはじめとしたフワフワ小動物が担当する事が多いのですが、今回登場した新しいモフモフ療法の主役はなんと、毛が生えていないというのです。

『モフモフ療法』
動物やぬいぐるみなどの柔らかなふんわりとした被毛の様、或いはふんわりとした被毛に接触した感触を(モフモフ)もふもふと形容されるが、このモフモフと接触する事でヒトは安らぎを覚えるとされ、この感覚を積極的採り入れたセラピーをモフモフ療法という。
モフモフ療法には主に猫が用いられる事が多いとされるが、アレルギー等を勘案し、ぬいぐるみが使用される場合もある。
但し、モフモフ療法には離脱症状が有ることが知られており、その用法に当たっては適切な指導の元に行われることが求められている。
出典:はてなキーワード
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%E2%A5%D5%A5%E2%A5%D5%CE%C5%CB%A1


※画像はイメージです

毛が生えていないモフモフ療法なんてアリなの?

いったいどんなモフモフ療法なの?

そこで我が編集部では、モフモフ療法に詳しい専門家とされる道良寧子*1さんにオハナシを伺いました。

ああ、新しいモフモフ療法だって?う〜ん、一部の愛好家が密かに楽しんでいるのがいつの間にか広がってきたみたいだねぇ。知る人ぞ知るモフモフ療法とも謂われていたんだけど。最近の自然ブームの影響なのかなぁ。

何やら、口の重い会長さんですが、このまま引き下がる編集部ではありません。会長さん、それって天然のモフモフって事ですか?ナチュラルヒーリングパワーとかがやっぱりあるんでしょうか?

モフモフの気持ちよさに天然も人工も関係ないですよ

と、釘をさしながらも

この感触は自然の力であるというのは否定しませんけどね。散歩の最中などで疲れたときに、このモフモフに何度も癒されたことは確かにありますよ。

自身の体験も語ってくださいました。勿体ぶらずに教えてくださいよ〜、カイチョウさんっ!

これが天然モフモフ、原っぱや公園に自然に生えてくるんだよ。

きゃ〜、何ですかコレ?茶色い饅頭?それにしても大きいですよ。え〜、まさかノウミソ?

実は此奴はキノコなんですよ。名前はノウタケといいます。よかったら触ってみます?モフモフっ!

おそるおそる・・・きゃっ、モフモフしてますよ〜。モフモフモフモフっ!!やみつきになりますね〜。


割るとこんな感じです。

この白くてフカフカしている部分、実は担子器といって、胞子をつくる働きを持っているんだ。今はフカフカだけどもうちょっとするとこの部分はネバネバになって更に成熟するとトナーみたいな胞子が出来上がって、潰れると周りに胞子を噴出するようになるんだよ。

へぇ〜、ずいぶん変わったキノコなんですねぇ。

このフカフカをモフモフっ!!できるのはほんの一時期だけなのね。まさに知る人ぞ知る贅沢なモフモフ療法だよね。でも、時期が過ぎて胞子が出来上がっても面白いんだよ。そうなるとポフポフ療法(?)になってしまうのだけどね。

カイチョー!ありがとうございました。原っぱを歩くとき探してみようと思います。

*1:自称モフモフ療法の世界的権威。日本モフモフ療法学会会長だが、その実態は謎に包まれ、通気性が無いため蒸れている