風呂敷でもイイから纏おうよ

コンコン!
ノック音に応じ、ドアを開けたところ、私服童共三人がどらねこの顔をのぞき込み、こう訴えた。


「取り憑く汚穢鶏射屠!!」


なんだか猛烈に臭そうで意味不明であったが、さっさと退散してもらうべく『干菓子』を渡したところ、驚くほど呆気なく彼らは去っていった。
子供の貧困問題は深刻化しているのだなぁ。