予告的何か

※ちょっと見たらかなりの酔っぱらい文章。COEDOビールの陰謀だ。
どらねこが嵐のメンバーだったら、「ボクはぽっちゃりタイプが好みなんです」なんて謂ってやりたい処なのだけど、生憎ボクは嵐のメンバーじゃないし、それどころか非モテの変態親父に過ぎないので全く意味のない発言となってしまう。
何を謂いたいのかというと、根拠のないダイエットと呼ばれる減量法を実践して苦しまないで欲しいということなのね。
以下は酔っぱらい猫の適当な戯れ言。世界がまわっとりマス。
18歳くらいから30前程度のデスクワーカー女性の消費熱量はだいたい1800kcal〜2000kcal位だと思われる。勿論、基礎代謝には個人差が大きいのだけどね。
ダイエット、ダイエットと騒いでも、消費エネルギーはこのくらいなわけだから、よっぽど体を動かさないと1日当たりに痩せられる量には限度があるわけだよ。
大まかな計算式として、7kcalで1g減量という目安があるのだけれど、これに基づくなら、1800kcalを消費する人だと1日何も食べなかったしても、250g程度しか痩せることが出来ないことになる。
「え〜、でも絶食するともっと痩せるような気がするんだけど」
そんな声も聞こえてきそうだ。
確かにそれもまちがっていなくて、絶食の時は大抵水分も不足しがちで、1〜2kg程の体重変動が有っても不思議はない。だけど、長期的に水不足状態で人間はいきていけないから極端な体重減少は最初の数日だけで、それ以降は簡単に体重が減らなくなってくる。
体重が減らなくなる理由はそれだけでなくて、エネルギー不足が酷くなると、体は省エネモードに入ってしまう。具体的にはトリヨードサイロニンという甲状腺ホルモン分泌が低下して、基礎代謝も低下してしまうのだ。だから、所謂ダイエットを始めて数日するとはじめの頃みたいに体重が落ちなくなってしまうのだ。
絶食を例に挙げてみたけど、絶食を長期間続けたら生きていくのに必要な栄養素が不足してしまって、ヘタをしたら死んでしまう。ある程度の食事をしつつの減量になるのだが、そうなると体重減少はゆっくりとなってしまう。
楽してやせれるという主張がどれほどアホらしい事なのかがわかっていただけるかとおもう。
十分な運動が伴わないダイエットは危険なのだ。
単食系ダイエット
単食系ダイエットほど危険なものはない。表に適当にまとめてみた。
※1つの食品で1300kcalを摂取する場合の必要量と栄養価

1日180g程度の減量を目標とすると、大体一日摂取量は1300kcal程度かな。この1300kcalを1つの食品から採る事になるとこんな酷いことになるよ、そんな話。
果物の中では栄養価の高いとされるバナナでも、たんぱく質と脂質が全然足りないし、Caも鉄も不足してしまう。
これら単食系ダイエットでポピュラーな食品に共通しているのはビタミンAとビタミンDが不足してしまうことだ。
体を壊すことが明白な食事にダイエットなどと謂う言葉を当てはめないで欲しい。
ダイエットを望む多くの人が三日坊主で本当に良かったと思う。