アタマがおかしいから

 自分がアタマのおかしい人間だから分かるのだけれど、分かっちゃいるのにやめられないという事は実際あって、それがあまりにも普通の人にとっては容易なことだったりするから、哀しくなってしまうのだ。湧き起こる衝動は蓋をするのではなくて、他者に迷惑がかからないよう昇華させるのが正解に近いのではないか。その為には周囲はそれを不道徳であるとか、汚らしい事と見るばかりではなく、淡々と処理を行った方が良いのだと思う。
 欲望を吐きだした後であれば、自分の行動を認識し、振り返る準備が整いやすいだろう。その時こそが、認知行動療法的なアプローチの出番であると思う。
 このトレーニングがキチンと出来ていれば、自分は今やばい状態に向かいつつあるな、とか、こっちいっちゃ危ないな、なんて判断が事前に出来るようになってくると思うから。