なんとか度

貴方のどらねこ度を測定します、此方に誕生日とキャッシュカードの暗証番号を打ち込んでね
キャッシュカードはともかく、最近のツイッターの呟きから○○度を判定してくれるようなツールを最近よく見かけるし、twitterでの軽い話題としても、とても楽しいものだと思った。
どらねこもちょびっと遊んでみたけど、脈絡のなさが素敵だなぁ。
で、こんな根拠が0の結果なんだけど、ネガティブなものが出てくるとなんか腹立たしい。
『貴方の非コミュ度は98.4%です』
嗚呼、ど〜せ非コミュだよ。うん、わかっているんだよ・・・フン!
てな、感じだ。
余所様も同様に感じているのか、「○○度90%だよ、今日はしっかりご飯食べないからなぁ」みたいな呟きがあったりして面白い。
もし、このヒトに対し、「このプログラムでは入力した情報から、○○であるという結論を導き出す事は無理ですよ。このプログラムの妥当性を検証した結果は有りません」なんて、コメントをつけるモノが居たらどうだろう。
「何此奴?」
こんな感想だろうか。
だれが見ても明らかなことで、みんなネタとして愉しんで居るんだから・・・ねぇ。というわけだ。
でも、みんなネタとして愉しんでいるだけなのかなぁ、ちょっと不安になる。だって100人に1人くらいはある程度妥当性があると考えているかも知れないし。まぁ、かも知れないで話を進めてはいけないけど、ちょっと確認してみたくなる。
どらねこは血液型性格判断を愉しめない猫だ。
血液型性格判断は自分だけで愉しむモノとして広まっていないから。
もし、何方かが、どらねこのなんとかジェネレーターの結果を調べて、「どらねこの○○度80%だったよ。大変ねぇ〜」なんて仰ったとすれば、今はまだ笑えるかな。でも、そのうち、どなたかがちょっと真面目な顔して、そんな話をするところを見たらもう二度と笑えないかも知れない。
ジェネレーターは血液型性格判断とは構図がだいぶ違うけれど、なんか心配になってしまう。
血液型性格判断は科学を装っているから云々という話があるけど、科学を装っていると受け取るか受け取らないかも利用者によって異なる事も知っている。それがどのような性質を持っている物であるのか斟酌せずに他人に突きつける事・・・自分にはとても恐ろしいことだ。
血液型性格判断が嫌いなのはニセ科学だからではない。