なぜ若者はキレやすいのか

※ネタです※
どらねこはアラフォー男子である。今は若者ではない。
こんなどらねこにも若い頃はありました。何年か前近頃の若いモンはキレやすいなんて話が世間を賑わせておりましたが、小学生のどらねこを振り返るとキレ易いなんて謂われたことは無かったし、周りの子ども達もそういわれる事はありませんでした。
どらねこの知る限り、同年代の若者にキレるヒトはあんまりおりませんでした。

■なぜキレやすい若者が増えたのか
ところが、いつの間にかキレやすい若者が増えてきていると謂うのです。ふ〜ん、近頃の若い者って・・・などと思っておりましたところ、最近ではキレやすい中年男性まで増えていると謂うではないですか、恐ろしいですねぇ。
もう少し自分自身の昔を思い出してみましょう。確かにキレる同年代は見あたりませんでした。どらねこは短気で怒りっぽいのですが、激昂したり、逆上したり、衝動的に怒りがわいたりしたモノですが、やっぱりキレたりはしませんでしたねぇ。
ところが、どらねこが20才をすぎた辺りだったでしょうか・・・その時はそれほどではありませんでしたが、キレる若者を見かけるようになってきました。彼は自分でこう謂いました。「もうキレた」、「マジ切れ」と。その後しばらくしてテレビなどで怒りにまかせた暴力行為を働いた若者について、キレる若者の犯行というようなナレーションが為されるようになってきました。
どらねこは嗚呼なるほど、暴力行為の前後に自分の精神状態をわざわざ表明する習慣を持つヒトがけっこう見かけるようになったからテレビもそんな風に採り上げるのだなあと感心したモノです。
意味が曖昧な使いやすい言葉は流行すると適用範囲が色々と増えてくるような気がします。どらねこにはキレるという言葉が結構幅広い意味で使われているような印象を持っております。色々な理由が絡まり合って自分でも説明が簡単につかない場合、『どうしてやったの?』なんて聞かれたとき、取りあえず「キレた」と、謂っておけば何となく伝わりそうですものね。「怒り心頭に発しましたので・・・」と答えるよりもはるかに容易いですし。同じ言葉でもイントネーションとかでキレ度合いを慮ってもらえる可能性がありそうです。

■そうしてキレやすいヒトが増えてしまいました
今では放送媒体などで逆上、激昂などの衝動的な暴力行為に対しキレるという言葉で説明される場面が大半を占めるようになっているらしいです。若者の衝動的暴力行為以外でも用いられるようになってきたようです。テレビの中ではキレる○○が蔓延しております。
昔のオヤジは瞬間湯沸かし器
近頃の若者はキレやすい
さて、未来の若者はどうなるのでしょう?楽しみですね。