サイコのソメイヨシノ

ゴールデンウィーク・・・それは、インドア系非コミュお父さんにとっては、悪夢週間だ。
「○○さんのウチは、何処何処行くんだってぇ」
「休み明けには連休中にどこに出かけたか報告会をやるのよぅ」
余所は余所、ウチはウチ関係ないでしょ・・・
じ〜〜〜
ああ、やめてその冷たい視線。
この時期、お宿をとるのも大変だから、せめて近場にしましょうということで、妻の実家に泊まりつつその周辺で遊ぶことにしました。

桜がきれいだ・・・
弘前公園の桜は全国的にも有名なお花見スポット。貧乏でも有名などらねこ家は、朝7時までは有料ゾーンも無料開放されている事をしっかり憶えていて、早朝からお花見を決行した。

一般にソメイヨシノの寿命は60年ほどとされていたみたいだけど、手入れによっては樹齢100年を過ぎても、綺麗に花を咲かせる事が可能なようだ。弘前公園には、樹齢100年を超えるような古木が春を彩っている。

弘前公園の桜を語る上では忘れて成らないのは、この看板に書かれた人物でしょう。
このお方の曾孫は、ニセ科学問題に取り組んでいる事でも有名な物理学者の菊池誠氏。
氏のブログ、kikulogでも、このことについて触れている。
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1206955841

日本最古のソメイヨシノ弘前城跡に植えたのは僕の曾祖父なのですが、もちろん会ったことがあるわけでもなく、なんとなく不思議な気分

桜を長生きさせるのに、りんご剪定の技術が貢献しているという話を聞くので、菊池さんの家系は寄贈だけでなく現在の素晴らしい風景を維持する技術にも貢献されているのかも知れません。

日本最古のソメイヨシノである事を感じさせない樹勢と美しさ、魅入ってしまいます。
さて、息子と妻に引っ張られながら園内散策、えっ?ボートに乗りたい?
どら妻がボートこぐなら乗ってもイイよ。

「ホレ、頑張れ。こっちは綺麗な風景撮影するからね」

パシャリ
「あれ、どうしたの、進んでないよ?えっ、疲れて岸まで戻れない?」
えっほ、えっほ!
まぁ、良い休日でしたよ。